直山陶房の器は、薄作りで繊細な仕事が特徴です。
「白磁 柳 小湯呑」
中には、光にかざすと指が透けるほどの薄さのものがあります。
このような薄手のものは、感覚と音の変化を頼りに削り出す、とても気を使う商品です。
以前、この透ける陶器をテレビでご覧になられたお客様が、秋に開催していた「炭山窯元ふれあい祭り」に関東の方からお越し下さいました。
直山陶房の商品を知って下さり、遠方からわざわざ足を運んで頂き、本当にとても嬉しく今も忘れられない出来事です。
コロナ感染の影響でイベントやお祭りの開催中止が相次いでいる現在ですが、こうしたお客様とのご縁は私達作り手の励みになります。
1日でも早い収束と安心してイベント等が開催出来る状況が来る事を願い、これからもより良い商品作りに努めたいと思います。